寮 歌 集 目 次


凡 例

 調子 の表記について、寮歌全体 に見られる、付点八分音符と十六分音符の組み合わせ、つまりタータタータの 調 子(あるいはぴょんこ節の調子)を「ハネ」と表記しています。同じく寮歌に見られる、十六分音符と付点八分音符の組み合わせ、タタータターの調子を「トビ」と表記、また八分音符の組み合わせ、タタタタを以下「ナガレ」、また四分音符のターターを「ノビ」と表記しています。
 「南下軍の歌」を例にすれば、「不滅の真理…」 の部分の表記は、ハネ、ハネ、ノビ、ハ ネ、ノビ、ハネ、ハネ、ノビ、ハネ、ナガレ、ノビ、ハネ、トビ、ハネ、ノビとなります。少々分かりづらいかもしれませんが、ご容赦ください。

 歌詞、旋律について、
曲の後ろに 「現」とある場合、今日寮歌祭などで実際に歌われているものにより収録したことを意味します。同様に「原」とある場合、原譜から収録したことを意味しま す。
 「変」とある場合、一般に歌われているものの他に場合によっては別 の歌い方をされているものを収録したことを意味します。
 「改」とある場合、確証はないものの、おそらくこのように 変化して歌われていたのではないか、あるいは どうも不自然なところがあるのではないかと思われる点を書き換えて収録したことを意味します。このため 「改」は資料的には殆ど価値はなく、一つの推測であることに注意してください。なお改めた部分については適時記すこととしています。

 底本について、
共通の底本として、日 本寮歌集、光録盤「寮歌大全集」、「寮歌は生きている」を基本とし、各高校の底本はそれぞれ個別に記載しました。

 収録順は、全く気のおもむくままに収録しています。ただしある程度の要望には応じるつもりです。なお情報と同様、データの提供には応じておりません。
家 主への文句

収録曲目一覧

寮歌共通掲示板  寮歌資料掲示板

 

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 商業

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  大阪商科大學予 科

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 文理科

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 高師

  東京高等師範學校  広島高等師範學校  

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  広島女子高等師範學校

 工業

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 商業

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 語学

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 医学

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  東京医學専門學校

 外地諸学校

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 師範

  宮城師範學校

大學の部

  建国大學

戦後設立大學の部



宮城師範 寮歌

 
              壱 冬長かりし陸奥も  時乾坤にめぐり来て
                山河に春の輝けば  紅の花咲きかかる
                学芸の都市五城楼

              弐 春去りくれば巣立ちゆく  鳥の翼 は弱くとも
                幾年ここに育める  正義と高き理想もて
                雄々しく行きて世に立たむ
 

 寸評 宮城師範学校寮歌。確か有朋寮だったと思います。仙台寮歌祭がこけてしまったので、なかなか聞く機会はないでしょ    う。電網上で聞け るのはここが唯一と、思わず自負してしまいます。
 

 


哈爾濱学院 松花の流れ

作詞 中島 国雄  作曲 岸谷 隆一郎

              壱 松花の流れ手に汲みて  東亜の渕 にいざつらむ
                四江の煙波に櫂とりて  文化の潮に棹さ さば
                昨日の非とは誰かいふ  江東健児君みず や 

              弐 嗚呼鳳楼の月の宴  驂鸞の夢長か らず
                三色の夢ほころびて  栄華の星も落ち行 かば
                荒鷲の翼衰へて  夕影暗しクレムリン

              参 十万鉄騎アルベラの  勇将誰に求 めんや
                シナゴーガーの塔高く  三顧の知遇重ね つつ
                枯葉の枝を払へども  社稷の春や影いづ こ

              四 興安の嶺風あれて  バイカルの波 騒ぐ時
                ウラルの嶺に月もなく  迷へる羊此処彼 処
                嗚呼混沌のこの時に  正義のために我立 たん

              五 秋粛々の風の声  玉楼の夢短くて
                見よ九天の雲はたれ  六国の波咽ぶとき
                一葉軽く棹さして  蜀の誠を魏に説かむ

              六 人太平の世に馴れて  桑滄の跡顧 へらず
                満蒙の原草深く  極東将に多事の秋
                我立たずんば大局の  経倫誰か語り得ん

              七 古琴の友よいざ行かん  欧亜の文 化正教の
                草蘆の知己を西窓に  訪ねて広きシベリ アを
                文化の風に孕ませて  濁波を蹴らん五大 州

 
 寸評 日露両国の友好目的とする日露協会が、満蒙大陸に活躍する人材を育成するためのつくられたのが哈爾濱学院で、満州国   成立後はそちらに移管さ れました。歌は大正10年につくられたもので、露西亜、満蒙が巧みに歌いこまれています。仙台   寮歌祭にて、加藤登紀子さんの父君が歌われていたのが 思い出されます(あれ、東亜同文書院だったか?北京興亜学院だっ   たか?)。
    平成11年4月16日、哈爾濱学院同窓会は解散した由を聞きました。哈爾濱学院の名が永遠に残ることを祈り、急遽収   録したしだいです。


満州医科大學予科校歌

歌詞 広瀬 季雄  作曲 村岡楽童

              壱 東亜の文筆千載の  誉れは薫る満 州に
                学の霊場燦爛と  アスクレビオスの宮殿 は
                医科大学の名に負いて  世に芳しく鎮も れり

              弐 見よ霊殿の奥深く  故き甕に新し き
                知識の泉汲み交す  歴史も遠に同文の
                教化に生ひし友と友  久遠の栄汝にあれ

              参 ああ東洋の大天地  使命は重き学 園や
                高き理想に永劫の  真理の秘庫を開きて は
                隈なく四方を照らすべき  文化の光ここ にあれ
 

 寸評 明治四十四年に満鉄経営の下、満州医学堂がつくられたのが満州医大の前身で、日本人のみならず、現地中国人にも門戸       が開かれていました。以後大学昇格後も、この方針は残され、日中各四十名ずつの定員、中国人のみの定員四十名の専門部、     というのは当時としては特筆すべき事でしょう。
    満州医大予科については「草また草に」が有名ですが、今回は史料的な価値の点から、校歌を収録しました。